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ダイバーによる水難救済会救難所としての活動と潜水事故の傾向 村田 清臣 静岡地区水難救済会 静岡広域DRS救難所 所長 概要 1.日本水難救済会とDRS 救難所の紹介 2.官民合同水難救助訓練・連絡会 3.静岡県東部ドクターヘリとの合同勉強会 4.インストラクター向けの講習会 5.レジャーダイビング事故の状況と分析 1.日本水難救済会と DRS 救難所の紹介 日本水難救済会は、沿岸海域で遭難した人や船の救助を行う民間ボランティア救助員を支援すると 静岡地区水難救済会は伊豆小型船舶協会・マリーナ関係者らを中心に構成され、日ごろから海上警 2.官民合同水難救助訓練・連絡会
ダイビング事故発生時に、周囲にいる可能性が高いのはダイビングインストラクターである。 2 ビーチダイビングかボートダイビングか? 事故者総数 18人 ビーチダイビング 17人 ( 94% ) 3 性別 事故者総数 18人 男性 11人 ( 61% ) 女性 7人 ( 39% ) 男性 / 女性 20代 2人 ( 11% ) 0 / 2 (11%) 30代 0人 40代 6人 ( 33% ) 4 (22%) / 2 (11%) 50代 10人 ( 56% ) 7 (39%) / 3 (17%) 60代〜 0人 5 死亡・行方不明・生存 事故者総数 18人 死亡 5人 ( 28% ) 行方不明 1人 ( 6% ) 生存 12人 ( 67% ) 6 グループか単独か? 事故者総数 18人 フリーのインストラクター同行 2人 ( 12% ) ツアー中(単独も含む) 15人 ( 83% ) ダイバーの方々にとってダイビングは楽しみであり、普段のストレス発散にお酒も美味しく、仕事以外の仲間達と盛り上が |